2024年10月25日
MP5SDのリアル化 その3
追加パーツを買ってきました。クルセイダーのサプレッサーです。
過去記事:
MP5SDのリアル化 その2
MP5SDのリアル化
純正と比べるとこんな感じ。VFCのV2用に再販されています。刻印がないのが残念です。
過去にV1用に発売されたものはフル刻印だったようです。残念!
今回の目的はコレ。サプレッサー内部まで作りこまれた狂った仕様です(すごい)
このモデルを模しています。SDのサプレッサーは時代と共に構造も様々なものがあるらしいですが、内部までのモデルアップは嬉しいですね。
滑り止めらしいシボ加工。実物も手作業によるサンド塗装だそうで個体差がかなりあるとか。
クルクル回すと場所によってグラデーションと塗装線がクッキリしているところがあります。
右が純正、左がクルセイダー。遠目では大差ないですが近寄ってみると仕上げが違います。
サプレッサーの先端。中で何やらパーツが分かれています。この辺のデザインは皆さん好みがそれぞれあるんではないでしょうか。
パカっとな。パーツ別にするとこんな感じです。
今回はこの刻印入り純正サプレッサーにクルセイダーの内部だけぶっこんでいきます。ちょっと傷などが入ってお気に入りです。
シルバーのパーツは根元のネジこみと先端のフタの裏側で固定されています。対する純正はただの筒で中は空っぽ。径は同じですが果たして・・
比較です。純正は使い込んだ感じがあって良きです。スポンジよりはパーツが見えてるほうがいいですね。
フタは互換性あり。どっちをどっちに付けても使えます。
インナーバレルがハンドガード先まである程度延びているので真っすぐになっていれば中でBB弾が当たることは無さそうです。
純正のスポンジ。モデルアップされた当初は最初から付いているわけではなくオプション扱いでした。
スポッと引き抜き・・
中です。スポンジが2段になっています。今回はこの下のスポンジを土台にしてシルバーのパーツを入れていきます。
純正のフタでもバッチリ固定されます。ガタ無し。
押し込むので長さが足らないよりちょっと出るくらいがちょうどいいですね。
そのまま取り付けます。
弾道にも影響無さそうです。
良い感じになりました。
サプレッサーの滑り止めが物足りなかったので少しいじってみました。
左がノーマル、右が加工後です。5000番の耐水ペーパーでヤスリがけ、アイアンペイントとストーン調スプレーを吹いてから再度5000番で整えてあります。
実物も剥げたりムラがあったりするので荒々しく雑な表面を目指してみました。
これでまた頭の中のイメージに近くなりました。
それでは~。
YouTubeで『青の保安官』として雑談や製品解説などをのんびりやっています。配信告知はツイッターでしていますが、アーカイブには残らない仕様なのでよろしければチャンネル登録お願いします。
■青の保安官チャンネル(生放送、不定期配信)
https://www.youtube.com/channel/UCjPTXgZ4M1Ox1xpKyuCKMaA
【WEBショップ】
ツイッター:@ssignsgear
インスタグラム:#ssignsgear
タグ :MP5
2024年10月17日
MP5SDのリアル化 その2
今日はボルトのリアル化です。
前回の記事はコチラ
モールドになっているボルトヘッドのカバーを変更します。
実物のボルトはこんな感じです。
こちらに交換します。BOW MASTER製のリアルタイプカバーです。ピンが分かれていて良いです。
作業はとても簡単。ボルトのこの部分にイモネジが埋まっているので外すか緩めます。
時計回りに90度回します。動画を見ると分かりますがこういう所もリアルな作りですね~。
そのままスポッと抜けます。ノズルまで外す場合は反対のおしりにあるEリングを外す必要があります。
ピンとピン留めをはめ込んで・・
完成。元に戻すだけです。
できました!これはカッコイイ・・
コッキングするとボルトが映えます。
ボルトを引ききってもチラ見えするので鑑賞には大事なパーツかもしれません。
それでは~。
YouTubeで『青の保安官』として雑談や製品解説などをのんびりやっています。配信告知はツイッターでしていますが、アーカイブには残らない仕様なのでよろしければチャンネル登録お願いします。
■青の保安官チャンネル(生放送、不定期配信)
https://www.youtube.com/channel/UCjPTXgZ4M1Ox1xpKyuCKMaA
【WEBショップ】
ツイッター:@ssignsgear
インスタグラム:#ssignsgear
タグ :MP5
2024年10月13日
MP5SDのリアル化
MP5!!!
というわけで始まりました。MP5の時間です。(何が)
少し前から資料を見たりいろんな話を聞いたりしてるうちにMP5熱が再燃してまして。SD良いよね!なモード。
うちのMP5といえばこれ。ギャラリーにも飾ってるので触った方もいると思います。VFCの電動なのにGBB外装を使っているという斜め上の品。
2017年にゲットしまして、迷走した後にそのまま展示用になってます。蛇足ですが当時の様子が分かる過去記事はコチラ。
というわけで(?)今回はSDを新しくもう1丁組んでみようの巻です。いきなりバラバラですが・・(笑)VFCのGBBです。
実物のコッキングハンドルと電動から引っ剥がした実物のストックを取り付けていきます。コッキングハンドルは昔売ってしまって「あちゃ~」と思ってたんですが、倉庫を探したらもう1個奇跡的に見つかりました。どうやら資料用として確保してた模様。でかしたぞ昔の自分・・・!!
各所がだいぶ汚れてます。分解ついでに清掃と注油も同時にやっていきます。
ハンドガード。これも実物です。裏に金属の遮熱板があります。
バレルの根元に穴。実銃のSDは弾の消音減速のためにここからガスが噴き出すのでハンドガードの遮熱版で防ぐ設計になってるんだとか。
綺麗になりました。掃除してるときってなんか楽しくないですか?私だけ?(笑)
ストックの比較。左が実物です。
VFCよくできてますよねぇ。樹脂の感じはほとんど差ないような。
根元もよく見れば・・なレベル。ちなみにこの実物はライセンス品ではなくHK純正です。
ロック機構。ここはわりとハッキリ差が出ているので違いを感じられる部分です。溶接痕がナイス。
ストックを外します。後方のピンをこちら側から押すだけ。指の力でもいけますが固いときはプラハンマーでコツコツやりながらが良いかと。
そのまま引き抜きます。
ストックはこんな感じ。いわゆるVFCのVer1とか初期型とか呼ばれているタイプです。
シルバーのパーツがリコイルバッファでスプリングガイドを固定しています。スプリングガイドはそのまま抜けます。
テイクダウンにここのピンも抜いておきます。ストック側よりはやや硬め。
これでロアがパカッと外れます。
ボルトを抜きます。逆さにするとそのままスルスルと落ちてきます。
こんな感じ。
ストックを交換するにはバッファを移植する必要がありますが、これは外側からネジで留まっていてロック機構を分解しないと外れません。
加えてこの実物ストックは穴が開いていないので実質は移植不可能です。ただし、スプリングガイドがこの穴の位置で保持できるはずなのでバッファ無しでも一応作動はすると思います。今回は無しで組みます。
このストックでゲームとかで使うならこちらに交換する必要があるかと。
コッキングハンドルはピンで留まっています。
穴を合わせてバレルジャケット内側からピンポンチなどで押してやれば抜けます。
力はそんなにいらず。簡単です。
ちなみに実物はロールピン。
あとはクルっとさせれば抜けます。
こちらに交換。うっすらロゴが実物の証?
質感は・・大して変わりません(笑)
長さは少し違います。
ロールピンは使っていません。径が同じだったのでVFC純正です。
中も結構汚れていたので洗浄と注油。
作業に夢中で写真を忘れていきなり組みあがってしまいました(笑)組み立ては逆順です。
ハンドガードを外した姿も好きです。
完成!!満足です。ちゃんと動いてるので一安心。これでギャラリーにまた新しい仲間が増えました。
それでは~。
YouTubeで『青の保安官』として雑談や製品解説などをのんびりやっています。配信告知はツイッターでしていますが、アーカイブには残らない仕様なのでよろしければチャンネル登録お願いします。
■青の保安官チャンネル(生放送、不定期配信)
https://www.youtube.com/channel/UCjPTXgZ4M1Ox1xpKyuCKMaA
【WEBショップ】
ツイッター:@ssignsgear
インスタグラム:#ssignsgear
タグ :MP5
2024年08月23日
新製品&アリスペクターギア
明日はアリスペクターギアです。なんと2024年初!シャッチョとスケジュールの都合がつかず気づいたらこんな時期になってしまいました。
https://s-signs.jp/event.html
やっぱりしばらくやらないと寂しいですね。今回のテーマは『集結』なので初めましての方も久しぶりな方も秋葉原に集合。皆様に会えるのを楽しみにしています。
SSGでは新製品がいくつかお目見え。会場で先行販売です。
まずはEDCクラッチバッグ。ちょっとした外出に最適なバッグです。「何も持ちたくないけど、手ぶらなわけにはいかない」みたいな時が結構あるんですが、しっくりくるものが無いので作りました。
カードケースから手帳のサイズでも全部放り込めます。薄いのでかさばりにくいのもポイント。ミニバッグって意外とノートみたいな大きいものが入らないんですよね・・。
内部はメインの他にポケットが2つ。ゴソゴソ探さずに取り出せます。
カラーは3種類。気分や服装に合わせてお使いください。カモ柄の織りなので光の感じで見え方が違います。ぜひ現物で確認してみてください。
両サイドにDカンがついているのでストラップを付ければショルダーバッグとしても使えます。ファスナーの引手もOリングになっているのでお好みのチャームなどで楽しんでもらえます。
少し小さいサイズもあります。
小さいほうはファスナーも違いまして、オールドアメリカンな感じをイメージしてセットしています。
オリジナルのスカルレザーパッチです。今回はシンプルとは反対にかなりハードなデザインで攻めました。スカルのリクエストをよくいただくので久しぶりに新シリーズです。
まだまだ暑いので半袖ワークシャツです。ツイル地でさらっとしてるので羽織にどうでしょうか。背面は『貴方の終わりの日から我々の日が始まる』ということで、アメリカの殺人課などが使うキャッチフレーズです。モチーフは強固な意志の獅子。英語でLEOなのでローエンフォースメント・オフィサー=法執行機関要員の意味もかけてあります。
レーザーカットパッチもいくつか新しいものを作りました。高輝度リフレクターでキラッキラに光るのが好評です。
それでは~。
YouTubeで『青の保安官』として雑談や製品解説などをのんびりやっています。配信告知はツイッターでしていますが、アーカイブには残らない仕様なのでよろしければチャンネル登録お願いします。
■青の保安官チャンネル(生放送、不定期配信)
https://www.youtube.com/channel/UCjPTXgZ4M1Ox1xpKyuCKMaA
【WEBショップ】
ツイッター:@ssignsgear
インスタグラム:#ssignsgear
2024年08月13日
DEAの防護服
面白いアイテムが入ったので更新ををを。DEAが使用する難燃性のオペレーションスーツです。ノーメックス生地が使われていて、ハイリスクな現場用となっています。
こちらの隊員達が着用しています。これはツナギになっていますが、ジャケットとパンツに上下分割されたバージョンもあり、色もグリーンとブラックがあります。モデル名にDEAが付いている別注品です。
【CLETについて】
https://shootersimg.militaryblog.jp/e1089095.html
性質上、使用するのはCLETなどが多いと思いますが、個人用の防護装備として様々な関連ギアが調達されています。
デュポン社のタイケム。気密はレベルAが基準です。いわゆるHAZMAT装備の運用なので超重装備です。
防護マスクや酸素ボンベなど呼吸系はMSAが標準です。通信系のタクティカルキットも運用されます。フル装備ではとても暑く稼働時間が限られるうえ、分厚いグローブで物を拾ったり細かい作業をするのは大変で相当な訓練が必要になります。
ほかにもグローブ、照明システムや防爆ブーツに至るまで基準が細かく決まっています。冒頭の動画の中でも触れられていますが、DEAの捜査では危険薬物や内容がよく分からない物質を見つけることが多く、触れたり粉末の飛沫などで隊員に被害が出ないように豊富なノウハウを持っています。
違法薬物の製造場所になっていたりした場合は更に危険で、突入時のアクシデントで突然発火したり爆発の危険も考えられます。
処理を行うSRTとCLETらしき隊員。フライトスーツ!?と思ったのですが、難燃性という意味ではこれも同じなので状況によって使うこともあるかもしれませんね。
DEAのパイロット用にフライトスーツでは鉄板のCWU27が納入されています。
真似してセットしてみました。キャリアはT3、PTTはsilynxです。
それでは~。
YouTubeで『青の保安官』として雑談や製品解説などをのんびりやっています。配信告知はツイッターでしていますが、アーカイブには残らない仕様なのでよろしければチャンネル登録お願いします。
■青の保安官チャンネル(生放送、不定期配信)
https://www.youtube.com/channel/UCjPTXgZ4M1Ox1xpKyuCKMaA
【WEBショップ】
ツイッター:@ssignsgear
インスタグラム:#ssignsgear
2024年07月20日
DSSのプレートキャリア
DSS用のプレキャリ類が続々と入荷しました。既に売り切れも出始めていますが、一式が丸ごと揃ってしまうのはかなり珍しいので紹介も兼ねて書いていきます。
DSSは『国務省外交保安局』と言い、要人警護などを行います。シークレットサービスが大統領の護衛であるのに対し、DSSは大使や長官など閣僚級が主に担当です。自国を訪れている国賓や海外の米国領事館、大使館など仕事の範囲は多岐に渡ります。一説には仕事の7割が海外とされるほどで、エージェントのパスポートは黒色の外交特権クラスとなっています。
紛争地域など支援が見込めない孤立した状態でのミッションが想定されるため、必要とあらば非常時は単独で危機を突破する能力が求められます。
ハイチでの避難活動に出動したDSSの隊員。
装備スタイルは大雑把ですが3パターン。スーツか軽装かフル装備かです。スーツは身辺警護そのものなのでバッジとハンドガン、場合により首からIDなど。軽装はシャツやカーゴパンツにプレキャリやジャケットなどを羽織ります。DSSは人身売買など警護だけでなく捜査も行っています。
フル装備は特殊部隊です。MSD(Mobile Security Deployments)を保有しており激しい戦闘になった際に対応できるようになっています。
余談ですがバッジのデザインがここ数年でマイナーチェンジされました。DSSは公式HPで広報用にバッジの歴史を解説しています。
https://www.state.gov/todays-dss-special-agent-badge-a-long-and-circuitous-history/
採用されているボディアーマー、プレキャリ類はほぼVelocity/Mayflower製品です。現在はRGカラーが中心ですが、以前は海外を意識してかCBなど茶色系が目立ちました。
LPAACです。DSS特注のカスタムモデルで前後のパネルのベルクロが拡張されています。カマーバンドも市販されていないベルクロが付いたスリックタイプです。CBとRGの両方が用意されています。
LVC。これもカスタムモデルです。胸部にベルクロが追加されているほか、背面パネルのカマーバンド取付部分のベルクロが外に露出しておらず、中で繋がるようになっています。
カマーバンドも市販されていない特注品で、激レアです。ロープロファイル仕様ながらラジオコパーメントが追加されています。DSSは必要に応じてカマーバンドを支給品の中から組み合わせて使っている印象があるので各キャリアとカマーバンドを組み合わせてスタイリングしてみてはいかがでしょうか。
こちらはモデル名が特にないDSS専用品です。一瞬SCARABか!?と思うのですが実態は似て非なるもの。
フロントパネルはAPCに似たシルエットです。肩部はSCARABのショルダーストラップが使えるようOリングになっています。
バックパネルはLVCにMOLLEとドラッグハンドル、ベルクロを追加した感じ・・というかAPCをLVCにした感じ?(笑)バリスティックアーマーのラインナップにULVカットというものがあるのでそれに合わせているかと思われます。ややこしい!!
カマーバンドは普通のMOLLEタイプ。ただ仕様変更したらしく現行(下)はちょっと見た目が違います。CBN3という型番ですがMOLLEより上の最上段の幅が微妙に違います。試しに現行品を用意して複数サイズで現物確認しましたがここは同じでした。細かいところですが写真の完コピ再現は悩みどころ。とはいえ写真が古いだけで現在は新しいほうも使っているかもしれませんね。
現地職員ですが、CBカラーも確認できます。
市販モデルのSCARABを使っていた時期もあります。最近は見かけないので廃止になったか一緒に仕事をするセキュリティコントラクターなどへ渡したりしているかもしれません。一時的な要員へは予算が厳しかったりするとお古を引っ張り出してきてあてがうなんて都市伝説も(笑)
個人的気になっているのは右・・ではなく左のエージェント。今のところこの1枚しか確認できないのですが、コレULV2では!?カタログには無いのですがVelocity製で CLBAキャリアとも呼ばれるちょいとレアなやつです。シンプルなアーマースタイル良いですね。
プラカードは3種が定番です。こちらはUWチェストリグ。キャリアに対しやや幅広で脇下あたりまでカバーします。LE用にカスタムされており、ラジオポーチ横のツールポケットが外側に付いていればカスタム品です(市販品は内側)。
Modified GenIV。普通の市販品です。UWよりコンパクトなのでどのキャリアとも相性が良さそうです。LPAACとの組み合わせカッコイイですね。
Haley Strategic D3CRX。通常モデルですが、仕様変更で現在新しく買おうとするとバックルが黒になっています。緑バックルを見つけたらレアですよ!
こんなのもありました。一見5.56Quadに見えますがどうにも違うようで。GPポーチ付いてるし3連ポーチは同じ大きさに見えるし。各所に聞いて実際にチェストリグとして存在することは確認できましたが市販品ではないようです。
長くなったので今日はこれで。
それでは~。
YouTubeで『青の保安官』として雑談や製品解説などをのんびりやっています。配信告知はツイッターでしていますが、アーカイブには残らない仕様なのでよろしければチャンネル登録お願いします。
■青の保安官チャンネル(生放送、不定期配信)
https://www.youtube.com/channel/UCjPTXgZ4M1Ox1xpKyuCKMaA
【WEBショップ】
ツイッター:@ssignsgear
インスタグラム:#ssignsgear
2024年05月06日
USSSスナイパーライフル その1
今更ながらUSシークレットサービスのスナイパーライフルに挑戦です。や、実はずっと前にArchwickのMK13エアガンを買ってほったらかしにしてまして。最近はTP9とかコンパクトガンに魅入ってたのが、また1周して長物に戻ってきました(笑)リニューアル後のミニギャラリーに飾れたらいいな~(願望)
とはいっても性質上、あまりクローズアップされることがないので資料集めはやっかいです。いつも通り雰囲気だけのぼんやりLEにしつつ楽しんでいこうと思います。カウンタースナイパーチームはCSと略され、大統領に随行したりホワイトハウスの屋根に常時配置されていたりします。
応募にはユニフォームドデビジョンで最低2年の勤務が必要で、選抜では各種テストのほか、高所恐怖症に対する適性なども必要です。着用しているバッジがエージェントタイプではなくUDなのもこれが理由です。同じ特殊部隊であるCATと混同されがちですが、実は別チームなんですね。
カウンタースナイパーチームで運用歴があるのはレミントンM700、KAC M110(SR25)、アキュラシーインターナショナルのAICS(シャーシシステム)です。SR25については連射可能な中近距離用という感じで、ACOGを載せてロングレンジライフルと併用します。スポッター用ともいえます。
肝心のAICSといえばコレ。話題になりましたね。こんなに接写で撮られることも少ないので「イカつい!」となった人も多いんじゃないでしょうか。AICSはその名の通りシャーシシステムです。コンプリートモデルもありますが、M700のレシーバーと組み合わせて弾薬やらバレルやらアレコレバリエーションがあるので、ほとんどカスタムメイドに近いものと思われます。MK13は正確には軍での呼び名なのでコレをMK13と呼んでいいのかは分かりませんが、単にそう呼ばれていることも多いです。
16年に公開された取材映像です。ライフルの両面が分かる貴重な映像です。
編集されていて分かりにくいですが、2丁のAICSが登場します。基本は同じですが、黒人の隊員が使うものはレシーバーまでシルバー色です。両方ともM700の刻印が入っていることが分かります。
ボルトもシルバー色で、ボルト周りのレシーバーも長方形ではなく切り欠きが入っているタイプです。シャシーカラーはセージ(グリーン)。
こちらは18年頃です。ボルト周りが長方形になりボルトも黒色です。
レシーバーやボルトについては徐々に変遷していっている感じがするので当初は従来使っていたM700をそのまま移植したか、発展させたものかもしれません。M700については90年代後半の弾薬の仕様要求に『7mmレミントンマグナムを特注のM700レシーバーに使用する』との記述があります。現在のAICSでは300ウィンチェスターマグナムとされています。
動画の中で出てきたシルバーのボルトはこんな感じで切削痕があります。激渋です。これは是非真似してみたい・・。
一般品ですが、こんなのもあるみたいです。
こちらは20年頃。シルエット好きです。
スコープはシュミット&ベンダーのPM2です。そもそも入手できるかも怪しいちょっとした車が買えてしまう超高級スコープ・・!M700ではリューポルドのM1でした。スナイパーライフルは値段的にスコープが悩みの種ですね(泣)
ちなみにどの写真を見てもボルトハンドルをロック位置まで下ろさずすぐに引ける状態にしているのが分かります。CSなりのテクニックかもしれません。
近年ではAICSストックが肉抜きタイプになったものも存在します。スコープもPM2に加えてナイトフォースが登場しました。
スコープの先端はサンシェード?キルフラッシュ?でしょうか。
22年にウクライナのゼレンスキー大統領が訪米した時の写真です。よく見るとパターンがあって面白いですね。
それでは~。
YouTubeで『青の保安官』として雑談や製品解説などをのんびりやっています。配信告知はツイッターでしていますが、アーカイブには残らない仕様なのでよろしければチャンネル登録お願いします。
■青の保安官チャンネル(生放送、不定期配信)
https://www.youtube.com/channel/UCjPTXgZ4M1Ox1xpKyuCKMaA
【WEBショップ】
ツイッター:@ssignsgear
インスタグラム:#ssignsgear
2024年05月03日
リニューアル休業
https://s-signs.jp/news.html
SSGも早いもので無事6周年を迎えることができました。お知らせの通り、このタイミングでミニギャラリーをリニューアルさせていただくこととなりました。模様替えやら何やらの作業の都合で一旦休業とさせていただきます。
●休業期間
5月7日(火)~6月6日(木)まで。
※休業はミニギャリーのみです。WEBショップは期間中もご利用いただけます。
よろしくお願いします。
2024年04月27日
第105回Vショーラインナップ
【第105回Vショー】
https://s-signs.jp/event2.html
29日はVショーです。会場は浜松町ですのでお間違えなく!毎回間違えて浅草に行く方がおられるようでして・・(笑)
4月はSSG6周年ということもあり、レザーのバッジホルダーを特価でお持ちします。モノによって2,000~4,000円なので気に入ったものや掘り出しものがあればラッキーです。円安の影響でどんどん値上がりしてますのでお探しの方はぜひ。予備用にもオススメです。バッジの形状を問わないユニバーサル仕様のほか、リセス(切り抜き)のオーバルやスター、専用品などあります。
代わりダネでCCW(武器携帯許可)のミニバッジ付きや財布になってるものもあります。全ては紹介できないのでご自分のバッジを持ってきていただきその場でフィッティングしてみてください。
久しぶりのSSGオフィシャルアイテム。SIGNSパッチです。遠目からパッと見ると文字なんだか模様なんだか分からないような、そんなデザインを狙ってみました。縦貼りでも違和感無く活躍してくれます。バッグや服に貼りやすいコールサインサイズです。
こちらは文字部分にクリア素材を用いた下地によって色が変わる仕様です。どこに使うかはアイデア次第!単色からグラデーションまで色々できると思います。生地はもちろんDWR(撥水)、対IRです。Vショーで先行販売です。
先日発売してあっという間に売り切れてしまったDHSのパネルパッチも間に合えば少量ですが持っていきます。
USマーシャルのオフィシャルウォッチ。ルミノックスです。取り扱ったのは過去に1度のみで、しかも前回とは仕様が違うので実質初めてです(笑)。ルミノックスの別注モデルは既定生産数に達したらそのまま廃盤になるケースがほとんどなので気になる方は要チェック。高額ですが入手困難です。
それでは~。
YouTubeで『青の保安官』として雑談や製品解説などをのんびりやっています。配信告知はツイッターでしていますが、アーカイブには残らない仕様なのでよろしければチャンネル登録お願いします。
■青の保安官チャンネル(生放送、不定期配信)
https://www.youtube.com/channel/UCjPTXgZ4M1Ox1xpKyuCKMaA
【WEBショップ】
ツイッター:@ssignsgear
インスタグラム:#ssignsgear
2024年04月01日
TP9
爆裂祭でSSGブースにお立ち寄りいたきました皆様、ありがとうございました。何の前触れもなくいきなり新しいエアガンが鎮座していて色んな人にビックリされましたが、TP9を導入しました。最近マイブームでコンパクトガン熱がきてまして・・・ちまちま集めていました。LEでの採用例とかは特に気にしてません(笑)好きなようにセットアップしています。
こちらは実銃。フォアグリップがボディと一体になっているものはMP9です。原型はステアーのTMP/SPPで、B&Tが買い取って改修したところでMP9/TP9となりました。SPPはTMPの民間向けで、フォアグリップとフルオートがオミットされていますが、発展型のTP9は官庁向けにフルオートバージョンも存在するという混乱仕様。
有名なUSマーシャルタスクフォースでの使用例です。カッコイイ。
今回買ったのはKWAのTP9です。内部機構がKSCと違うとのことですが、外箱は全く一緒。一瞬違うのがきたのかとビックリしました。
箱から出したらこんな感じ。いいですねぇ。実は昔に模型屋さんの店頭で知り合いがKSCのTMPを見て「いつか欲しいな!」と盛り上がった思い出の1丁だったりします。ようやく買ったよ!!
マガジン。KSCは横に小さくスリットが入っていますがKWAは前面が全開きでスプリングが見えてます。これはちょっと悲しい。内部機構が違うので互換性はないそうです。
刻印類と樹脂の質感。実銃を肉眼で見たことはありませんが映像等で見る限りは雰囲気良いのでは・・!
ボルトリリースの下にあるボタンはセーフティではなくセミ/フルの切り替えです。最下部はマガジンリリース。慣れないとこれがちょっと紛らわしい(笑)
ボルトは真っ黒。ここは塗装してパーカー色っぽくするのもアリですね。
ストックを展開。ちなみに海外のLE隊員に尋ねたところ、実際に使っているそうです。その方は車両に非常用として搭載しているんだとか。
軽く押し上げるとロックが外れます。基部がメタルではなく樹脂なのであまりに手荒に扱うと折れそうです。
コンパクトあるあるなスリング問題。TP9も小さい穴が開いてるだけなのでM4などのQDスリングアタッチメントなどは付けられません。フックをかける何かしらを用意する必要があります。
リトラクタブルストックが好きなので交換します。 Airsoft Artisan製。KWAにはつきますが、KSCに装着するには加工が必要とのこと。使い道がなさそうなこの銀の棒は一体・・・。
上部のネジを六角レンチを使って抜くと標準ストックが外れます。
下部のネジも外します。ここは基部内のストッパー(金属の突起)を緩めるためのものです。
差し込んでネジを元通りに留めるだけ。不器用には嬉しいポン付です。基部がメタルで補強されるので安心度アップ。
バットプレートを取り付けます。付属のネジ4本で留めます。
人によって好みが分かれると思いますが個人的には良きです。
スリング穴が長くなって更に使いにくくなります(笑)パラコードを結んでライターで炙り溶着しました。バットプレート部はSSGレスポンスケーブルで補強。
忘れてはいけないのがサプレッサー。アングリーガン製。これがやりたくてTP9を買ったといっても過言ではありません。
ひょー!極太!素敵!単なるダミーです。ロマンアイテム。
カリカリと回して緩めます。ちょっと緩いくらいによく回ります。
マズルが3ラグなので斜めに押し込んでアンダーレールが真下になるようにします。
こんな感じ。
あとはサプレッサーを締めこんで完成。
このシルエット良いですね・・!お気に入りです。今後もイベント等で持ってくと思いますので一緒に盛り上がりましょう(笑)
それでは~。
YouTubeで『青の保安官』として雑談や製品解説などをのんびりやっています。配信告知はツイッターでしていますが、アーカイブには残らない仕様なのでよろしければチャンネル登録お願いします。
■青の保安官チャンネル(生放送、不定期配信)
https://www.youtube.com/channel/UCjPTXgZ4M1Ox1xpKyuCKMaA
【WEBショップ】
ツイッター:@ssignsgear
インスタグラム:#ssignsgear