2023年07月02日
両目アレコレ
ナイトビジョンを二つ眼に変更しました。そういえば書いたことなかったなーと思うので徒然と触れておこうかと。

SSGではナイロン系やIR反射の確認用にナイトビジョンを常備しています。パッチを作ったりする関係で、これがないとわりと仕事にならないので作業用です。もちろん観賞用って側面もありますが・・(笑)

私もそんなに詳しい訳でもありません。「ナイトビジョン?なにそれ?」と触ったことも所有したこともない素人がこうなったよーという感じでお届けします。ナイトビジョンは奥が深いので、プロ級の知識をお求めの方は専門ショップさんをオススメします。きっと面白いですよ!

閑話休題。LEってそもそもナイトビジョン使ってるのかい?って話です。これはもう画像の通り「使ってる!」ってことなんですが、それで片付けるにはちょっと寂しい。

夜や暗いところで活動する機会があればLEだろうと使う訳ですが、部隊の編制やルール、隊員の役割、予算などケースバイケースです。部隊そのものがナイトビジョンを支給しているところもあれば、ルール上使えるけど特段支給されていないところもあります。

傾向としてはSWATのような重武装の特殊部隊や、ミッションが立てこもりなど長時間にわたることが予想される場合に装備していることが多いようです。

シェリフのSWAT。このチームは比較的予算が多いようで、見るからに豪華な装備です。

こちらは4眼。映画『ゼロダークサーティ』で有名になったやつですね。

↑SSGがパッチを納品しているチームの隊員のヘルメット。写っていませんが先端にナイトビジョンが付いています。この隊員は個人的にナイトビジョンを購入して装備しています。支給はされていませんが、仕事の他に自主的に戦術トレーニングに通っているので必要なんだとか。
ただ、ナイトビジョンは重たいというデメリットがあります。取り付けるアームやバッテリーパックなどを含めるとただでさえ重い防弾ヘルメットに結構な重量がかかることになり、隊員の首を痛めます。可能ならば付けないことに越したことはないという考え方もあります。
軍の元特殊部隊員のヘルメットセットアップ動画でも「盛り盛りにせず、用途に応じてシンプルに保つこと」が挙げられています。LEと違い軍は基本的にヘルメット類を装備している時間が長いことから体調に影響が出るようです。

↑は暗い時間での家屋への突入ですが、ナイトビジョンを装備していません。暗いと言っても街灯や家の明かりで肉眼で十分なケースもありますし、動きやすさを考えれば邪魔なシーンも多いようです。いっぽう、肉眼では確認が難しいレベルの暗所では役に立ちそうですね。短時間で済むので重くてもフル装備で一気にいくようです。
少し長くなってしまったので続きは次回で!
それでは~。

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